みなさんは木原直哉さんをご存知でしょうか。東大卒のプロポーカープレイヤーとして世界で活躍する木原直哉さんは、ポーカー好きの人ならば知らない人はいないでしょう。そんな木原直哉さんは、日本人ポーカープレイヤーの獲得賞金ランキングでも長年上位に位置する、超一流選手ですが、気になるのはその年収や大会での賞金です。
そこで今回は木原直哉さんの年収や、これまでの経歴・賞金について詳しくご紹介します。
木原直哉のプロフィール
- 名前:木原直哉(きはらなおや)
- 生年月日:1981年7月23日
- 出身地:北海道名寄市
- 出身校:東京大学理学部地球惑星物理学科卒業
- 職業:ポーカープレイヤー
東大卒の天才ポーカープレイヤー
元々はノーベル賞を取りたいという理由から東京大学へ入学し、在学中は将棋部に所属しながら、塾の講師とバックギャモンのプレイヤーとしてお金を稼いでいた木原直哉さん。その後にポーカーと出会い、ポーカー大会の賞金額が桁違いに大きかったこともあり、収入面も考慮してポーカーの道で活動するようになったようです。
ポーカープレイヤー2年目で世界一に!
大学を卒業後、プロのポーカープレイヤーとして活動を始めた木原直哉さんは、2011年にポーカーの世界大会(WSOP)のメインイベントに参加をすると、見事入賞を果たし賞金$19,359を獲得。さらには翌年のWSOPでは、「$5,000 Pot Limit Omaha Six Handed」にて日本人初となる優勝を果たしています。プロとして活動を始めてたった2年で世界一になるなんて、まさに天才ですね。ちなみにこの優勝で得た賞金は$512,029というとんでもない大金でした。
木原直哉の年収は?
そんな世界一にもなった木原直哉さんの年収はとても気になるところだと思います。しかしプロのポーカープレイヤーには年収という概念はなく、長い期間のトータルでどれだけ稼いでいるのかが重要となります。
記録の残っている2010年から現在(2024年9月)までの生涯獲得賞金は$2,320,888となっており、単純に14年で割って計算すると年収$165,777となります。ざっくり「$1=¥140」とした場合、日本円でおよそ2,300万円が木原直哉さんのポーカーでの年収となります。
これ以外にも書籍の印税や講演会、メディアへの出演料などを考えると、トータル年収は3,000万円ほどになるのではないかと予想されます。
木原直哉のこれまでの経歴と賞金は?
木原直哉さんは、これまでに様々な大会で成績を残してきました。
ここではこれまでの輝かしい成績の一部をピックアップしてご紹介します。
開催年 | イベント名 | 順位 | 賞金 |
2011年 | WSOP「$10,000 No Limit Hold’em – WSOP Main Event」 | 653位 | $19,359 |
2012年 | WSOP「$5,000 Pot Limit Omaha – Six Handed」 | 1位 | $512,029 |
2013年 | WPT「$10,000 No Limit Hold’em – Championship」 | 9位 | $96,780 |
2019年 | WSOP「$1,500 Dealers Choice – 6-Handed」 | 4位 | $39,377 |
2022年 | WSOP「$1,500 Mixed Games – Dealer’s Choice」 | 3位 | $52,282 |
2022年 | WSOP「$10,000 Mixed Games – Dealer’s Choice Championship」 | 5位 | $73,453 |
2022年 | WSOP「$50,000 Poker Players Championship – 6-Handed」 | 3位 | $63,9257 |
2024年 | WSOP「$5,00 Pot Limit Omaha – 8-Handed」 | 9位 | $46,575 |
このように世界大会で好成績を残しています。
また、2013年にはポーカーニュースサイトの『PokerListings』から「Most Inspiring Player」に選ばれ、世界中のポーカープレイヤーにその名が知れ渡りました。
まとめ
東大卒のプロポーカープレイヤーとして世界で活躍する木原直哉さんは、大学卒業後すぐに世界大会で好成績を残し、翌年には日本人初となる優勝を果たしたまさに天才プレイヤーです。日本人プレイヤーの獲得賞金ランキングでも、常に上位に位置しており、安定して収入を得ているようです。そんな木原直哉さんのこれからの活躍にも期待です。