日本でポーカーというと、ギャンブルのイメージがあり、あまり良い印象を受けない人も多いと思います。しかし、世界にはギャンブルが認められている場所で、ポーカーだけで生計を立てるプロポーカーと呼ばれる人が実在し、その中には日本人もいるといわれています。日本人で有名なプロポーカーといえば、会社経営から転身した鈴木拓也さんではないでしょうか。
そこで今回は、会社経営からプロポーカーに転身した鈴木拓也さんの勉強のコツやきっかけなどを紹介していきたいと思います。
鈴木拓也のポーカー勉強のコツは？
ポーカープレイヤーとして世界中を転戦している鈴木拓也さんですが、前職は会社の経営者ということで大きな注目を集めています。会社経営からプロポーカーに転身すると言うことはかなり大変だったと思いますが、どのように勉強していたのでしょうか。
鈴木拓也さんがプロのポーカープレイヤーになるために行なっていた勉強のコツなどを詳しくみていきます。
1日8時間週5日以上！
プロのポーカープレイヤーとして活躍している鈴木拓也さんは、1日8時間週5日以上も勉強に時間を費やしていたと語っています。鈴木拓也さんが1日8時間もポーカーの勉強に時間を費やしていたのは、一般の人が働く時間がそのくらいなので、それを目安にしていたそうです。
また、プロのポーカープレイヤーとして活躍するために、鈴木拓也さんはルーティンを大切にしており、食事、座学、プレイをきちんと行ない、休日には息抜きとしてスポーツ観戦なども行なっていたと語っています。
鈴木拓也がプロポーカーになるきっかけは映画だった
会社経営という安定した仕事に就いていた鈴木拓也さんですが、どのようなきっかけでプロポーカーになったのか気になりますよね。
映画『ラウンダーズ』
鈴木拓也さんがプロポーカーになるきっかけとなった映画は、マット・デイモンさんが主演を務めた『ラウンダーズ』という映画です。『ラウンダーズ』は1999年6月8日に公開された映画で、ポーカーを巡る人々の葛藤などが描かれています。鈴木拓也さんは『ラウンダーズ』を観て「かっこいい！」と思い、プロポーカーに転身することを決意したそうですよ。
プロポーカーになるには？
鈴木拓也さんのように、プロポーカーとして活躍したいと考えている人も多いのではないでしょうか。ポーカーに限らず、どの世界でもプロになり、活躍していくことは非常に大変なことですが、プロポーカーは名乗りさえすれば誰でもプロポーカーになれるのです。
しかしそんな中でも、どのような人達がプロポーカーと呼ばれているのでしょうか。プロポーカーの種類や試験について紹介していきたいと思います。
プロポーカーの種類
プロポーカーといっても様々な形があり、鈴木拓也さんのようにスポンサーが付いている人もいれば、世界中のトーナメントに参戦するトーナメントプロ、オンラインを主戦場としているオンラインプロ、YouTuberなどがいます。
この中で最も難しいのが、スポンサーが付くプロです。スポンサーが付いているプロは毎月の給与があり、様々なサポートを受けることができます。しかし、スポンサー付きのプロになるためには、トーナメントやオンラインでの実績が重要視され、人格なども重要になってきます。
プロ認定試験
日本では、2021年11月から全日本プロポーカー協会が主催している試験を突破することでライセンスを取得することができます。
また、全日本プロポーカー協会認定のプロポーカーになるには、サテライトと呼ばれる予選大会を勝ち抜き、「プロ認定試験DAY１」や「プロ認定試験DAY2」を突破することでライセンスを取得することが可能です。「プロ認定試験DAY2」を突破すると、「PRO POKER TOUR」に参戦することができ、このトーナメントの賞金総額は4,000,000万円となっています。
まとめ
今回は、会社経営者からプロポーカーに転身した鈴木拓也さんが行なっていた勉強のコツやきっかけとなった映画について紹介してきました。鈴木拓也さんはポーカーの勉強を1日8時間、週5日以上も行ない、ルーティンを大切にしていたと語っています。
プロポーカーになるには様々な種類があり、日本では全日本プロポーカー協会が主催しているトーナメントを突破することでライセンスを取得することができます。
